こんにちは、HANZAWAです。

前回は、ESの一貫したロジックについてお話ししました。

前回はこちら

今回から、具体的なESの設問に対する考え方についてお話していきます。

実は、投資銀行の中でも投資銀行部門のESの設問は、いたってシンプルです。

例を挙げますと、

「志望動機」

「自己PR」

「長所・短所」

「チームで取り組んだ経験と反省点」

「個人で成し遂げた経験と反省点」

「最近のニュースで気になったもの」

そして、上記のものの英語バージョン

といった具合です。

たまに、パリバの「小学生時代はどんなだったか」や、Citiの「あなたが推奨する株の銘柄」や、Credit Suisseの「あなたにとってのモチベーションを一言で」など、面白いものもありますが、基本的には至ってシンプルです。

ですが、シンプルだからこそ簡単に絞ることができるという見方もあります。

数学など学問の世界でも、シンプルになればなるほど証明が難しかったりするものです。

ESでも基本的な設問が一番実力差を見極めるのに適しているということなんですね。

では、この時点での実力とはなんでしょう??

ずばり、何度も言いましたが、「やる気があって頭がよさそう」に自分を見せられるかどうかが実力です。

そのために、これは全ての設問に対してですが、「業界に対する知識」「働きます!というやる気」「文系から理系まで幅広い教養」を滲み出させる必要があります。

業界に対する基本的な知識などは、ESの次の回で紹介するとして、ここでは、後者の2つをいかにうまくアピールするかのテクニックを紹介していきますね。

ではでは、まず今回は「志望動機」についてやっていきます。

まず、最もありふれていてかつ最も難関なのが、「志望動機」です。

志望動機なんて基本的にはきれいじゃないものなんです。

お金が欲しいとかなんかかっこいいとか友達がうけてたからとかもうそんなしょうもないもんなんですよ。

実際面接官も大体わかってるんですよ。だって自分もそうだったから。

でも、そんな本音がある中で「いかにきれいな志望動機を作ってこれるか」が勝負どころであり、面接官が見たいところなんです。

どんだけはったりをかませますか? ということです。  なので、マーケットは知りませんが、投資銀行部門では、所謂本能に根差した「お金がほしいから」とかの志望動機はNGです。

だってそんなの聞いてその人をどう評価すればいいんですか?

「お金なんてみんなほしいわなにゆうてんねん、そんな欲しかったらもっとリスクとって起業でもなんでもせーや」

となってしまうわけです。

かといって、あまりに現実とかけ離れたよくありがちな「きれいな志望動機」もNGです。

たとえば、「資本市場のダイナミズムにかかわりたい」とか、「企業の一大イベントに身を投じて経済を根幹で支えたい」とかです。

だって意味不明ですもん。

「資本市場のダイナミズムってなに?横文字使わんといて」 「いや別に根幹で支えてないしそれやったら農業とか一次産業にいってリアルに人の生活を支えろよ」

となるわけです。

つまり「納得感のない志望動機」はだめなんですね。

ここでのポイントは「納得感」です。言い換えると、「因果関係」です。

「あいつめっちゃ頭いいねん」「なんで?」「すごい頭いいかんじすんねん」

いや、それはお前が頭悪いだけちゃうか と疑いたくなる会話です。 なぜこの会話が意味不明化というと「因果関係」がすっぽり抜け落ちているからです。

つまり、「頭がいい」ソースを出せって話なんです。

「あいつ、先月の東大模試満点やってんて、めっちゃ頭ええな」「そやな」

別にこの会話に面白さはまったくありませんが、できる限りこのように、ESには因果関係を盛り込んでいただきたいのです。

では、簡単な「志望動機の解答」を下に示しておきます。

■あなたの志望動機はなんですか?

「自分の強みである数理能力を存分に発揮し、会社と社会に貢献できるため」
わたしの強みは学生時代につちかった数理能力だ。この能力の高さは、数学オリンピックで金メダルをとったことからも証明されている。投資銀行部門では企業価値評価などで時に高度な数理能力が求められる。現在主流のDCF法では勿論、いずれはリアルオプションなども視野に入れた価値評価能力が求められていくだろう。その際私のこの強みは大いに発揮されると確信している。このように、自分の能力を発揮することで存分に会社に貢献ができ、さらに資本市場を活性化させる役目を通して社会に貢献できることに魅力を感じ、志望した。

ESのストラクチャー、因果関係に気をつけて書くと上記のようになります。

ただ、上記のような人間をリアルにとるかどうかは別問題です。 そんなに数理能力がすごいならトレーダーの方が向いていますし笑

とにかく、「志望動機」は「因果関係」。これを肝に銘じておいてください

あと細かいことを言うと、なるべく「私はこんな風に会社に貢献できますよアピール」をする方が、「わたしほんとにあなたに興味ありますアピール」よりは受けがいいです。

でもま、これに関しては、どっちでも正直構いません。やはり「納得感」「因果関係」です。

この点に気を付けて、今後ESを書き進めて頂ければと思います!

ではでは、次回は「自己PR」「長所短所」です。

お楽しみに!

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