どうも、HANZAWAです。

PER講座第6回ですね。

前回は、利益水準がいいときは株はPERで買われて、それ以外のときはPBRなどの他指標で買われるということが分かりました。

前回はこちら

PBR = PER × ROEでしたね。

ということは、PER = PBR ÷ ROEなわけです。

つまり、PERが高いということは、成長率が高いと見込まれている時。つまり株主企業価値が伸びていくと考えられている時が一つ。

または、ROEが低く、もはやPERなど見る価値がないと考えられているときです。

ちなみに、ROEが低いというのは、どれくらいが目安なのでしょうか。

一般的には、株式市場へ投資する機会費用は、5~8%程度と考えられています。

ということは、求められるマーケットプレミアムは6~9%程度なわけです。(リスクフリーレートが日本だと1%程度なので)

これより著しく低いROEだと、収益性で考えると投資する価値がないわけですね。

この場合PERが意味がなくなるので、PBRなど他指標で買われている可能性が高いわけですね。

ここまでは前回の復習もかねてましたね。

では、PERが同業他社などと比べて明らかに割安、かつ利益水準もよく、利益成長も他の企業と遜色がないと考えられた場合、この株は確実に買い時でしょうか?

割安かどうかを判断する時は、2点確認していただきたいことがあります。

それは、

希薄化が見込まれていないか
利益成長は見込まれているか

の2点です。

優先株や転換社債が多く発行されていると、それが普通株式に転換されることをすでに見込まれていて、一見割安なPERとなっているだけかもしれません。

転換されると発行株式数が多くなるので、それだけでPERは高くなるんですね。

これを、一般的にはEPSの希薄化といいます。EPSは一株当たりの利益です。

ということは、一見割安でも、その転換を市場が見込んでいるなら、市場が実際に想定しているPERはそれより高く、同業他社と遜色ないものであるかもしれません。

次に利益成長が見込まれているかどうかです。

利益成長が見込まれていない場合、PBRが下支えしているなら、ROEが低下すれば低下するほどPERは高くなります。

ですが、何らかの理由でPBRも信用できないと市場から判断された場合、圧倒的にPERが下がっていくことも考えられます。

倒産間際で売りが売りを呼ぶ状態というやつですね。

なので、PER割安じゃん、買いだー!となる前に、以上2点をチェックしてから、投資行動に移すとよろしいと思います!

これで、PER講座は終了です。

PER一つだけでこれだけ語れるのですから、ファイナンスは奥深いです笑

それでは、次回からPBRへと移っていきます。

PBRが信用できなくなるときなどもこれから話していきますね。

では、次回からもお楽しみに!

ではでは。

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