どうも、HANZAWAです。

前回、DCF法の概観をさらっとみていきました。

前回はこちら

将来キャッシュフローをNPVにして足し合わせて、企業やプロジェクトの価値を求めるのがDCF法でしたね。

今日は、キャッシュフローってそもそもなに?企業価値ってそもそもなに?ていうところの疑問に答えていきます!

まず、企業価値について説明しますね。

企業価値とは、企業の価値です。  はい。そのまんまですね笑

じゃあ時価総額と企業価値は違うのかと。

これは、全然違います。

時価総額とは、株価×発行株式数で出します。ということは、時価総額というのは、株主にとっての企業の価値なのです。

つまり、 株主にとっての企業の価値+債権者が提供した資金 = 企業価値

なのです。

つまり、有利子負債と株主にとっての企業の価値が企業価値なわけなのですが、この株主にとっての企業の価値というのが曲者なのです。

これは時価総額をそのまま使っても良いのでしょうか。

もし、実務で企業価値をだすとなると、時価総額は使いません。

大きく二つの方法がありまして、一つは、PERやPBR,EV/EBITDAといった倍率で出す方法、そしてもう一つが我らがDCFです!

現在の時価総額は、現在のマーケットの考えが反映されているわけですね。ですが、株投資をするなら市場を出し抜かなければならないわけですから、今のマーケットの考え方を信用してはなりません。
また、買収などの時に企業価値をだすなら、価値を算出する側はかなりの情報をもっているわけで(いわゆるインサイダー情報)マーケットとくらべかなりの情報格差が存在するわけです。
なのでこれまたマーケットは当てにならないわけです。

つまり、自分達で他の方法をつかって、企業価値を出さないとだめなわけですね。

で、DCF法を使うわけなんですけど、株主にとっての企業価値をだすことも、企業価値そのものを出すことも出来ます。

ここからは、企業価値そのものをだす方法を学んでいきたいと思います。つまり前回やったことですね。

将来キャッシュフローをWACCで割り引いてNPVを足し合わせる

これで企業価値そのものを出すことが出来るわけなのです。

なぜこれが企業価値そのものなのでしょうか??

それは、将来キャッシュフローに株主と債権者両者に属するフリーキャッシュフローを用いているからなのです。
先程説明したように、企業価値は株主と債権者にとっての企業価値の和ですので、彼らに属するフリーキャッシュフロをNPVにして足し合わせればよいわけです。

これが実は今日一番のポイントなんです。

割り引くキャッシュフローが、株主と債権者両者に属するものならDCF法で企業価値が出せます。

割り引くキャッシュフローが、株主だけに属するものならDCF法で株主にとっての企業価値が出せます。

つまり、DCF法では、キャッシュフローが誰に帰属しているものなのかということを常に考えなければならないのです。

普通、実務ではDCF法は、株主と債権者両者に属するものを用います。 つまり企業価値そのものを出すわけですね。

株主にとっての企業価値ならそれから有利子負債を引いちゃえばいい話ですから、こうなるわけなんです。

はい。

少し長くなりましたね・・・

企業価値企業価値うっさいわていう話ですよね笑

はい、次回はこの株主と債権者両者に属するキャッシュフロー、所謂フリーキャッシュフローを深く説明していきます。

楽しみにしていてください。

ではでは。

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