どうも、HANZAWAです。

今回のファイナンス基礎講座は、負債コストのお話です!これで晴れてリスクファクターを完全に理解することが出来ますねー!!

前回の講座はこちらです。

それでは張り切ってまいりましょう!

資本コストとは企業が事業をする上で資金提供者に支払わなければならない利子でした。(厳密には、稼ぎあげなければならないリターン)

で、それを決める理論がWACCでして、株主資本コスト(株主のために稼ぐ必要のあるリターン)と、負債コスト(銀行とか債権者に支払うリターン)をその割合で加重平均するというものでした。

前回までで株主資本コストを徹底的にやってきました。

今回は負債コストをやっていきます!

負債コストはとてもわかりやすく、銀行とか債権者に支払わなければならない利子のことです。

なので、利率をそのまま使えばよい・・・といきたいのですが・・・

自社のプロジェクトの事業価値のNPVをだすならそれでもいいんですが、他の企業の価値や、投資家からみた価値を考える上では、そうはいきません。

なぜなら、情報に非対称性があるからです。銀行から何%の利率で借りてるかとか正確な値はわかりませんよね。

まぁ、財務諸表で支払利息を有利子負債で割れば見かけ上の利率がでるのですが、我々はそういったことはしません。

なぜか。

それは、汎用性に欠けるからです。

たとえば、企業はいきなり利益が出た時に一気にお金を返す場合があります。

そのような時は、見かけ上の利率がとても高くなるわけですね。

こういった場合は平均をとればよいという話にもなるのですが、どれくらいの期間の平均がよいのか決める術などありません。

さらに、有利子負債がそもそもない企業の負債コストはこれではだせません。

なので、もっと汎用性がある方法を実務では用います。

2つ方法があって、
①会社の発行する長期社債の利率
②リスクフリーレートにスプレッドを上乗せ
があります。

一つ目は、とても分かりやすく、長期の社債の利率はその会社の長期的な負債コストをあらわしていると考えられるので、長期的なプロジェクト価値等を算出するのに理にかなっているからとられた方法です。

なるべくNPVを出す期間とデュレーションがあったものを用いるとよいです。

もう一つは、社債を発行してない企業でも、そこそこの会社は格付け会社が格付けしています。もしくは財務諸表をみれば、格付けされているどの会社と同じレベルの財務状態か、は調べることが出来ます。

そして、同じ格付けの会社のスプレッドをリスクフリーレートに上乗せしたものを用いるのです。(早い話が長期社債の利率)

これで税引き前負債コストを得ることが出来ました。

さて、これを真の負債コストにする必要があります・・・

というところで今日は終了です!

次で完結とします、長くなったので次回です。

あまり負債コストには数式がでてこないので楽ですねー。

それでは次回またお会いしましょう。

ではでは。

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