どうも、HANZAWAです。

今日はリスクファクター第4回です。 株主資本コストについて扱います。負債コストはまた今度です。

前回の記事はこちらになります。

それでは、張り切ってまいりましょう。

リスクファクターは別名資本コストとも呼びます。

なぜかといいますと、それは資本=資金を使用するために伴う利子=コストだからです。

リスクファクターは将来キャッシュフローを現在価値に直す時に使われるものですが、そのキャッシュフローというのは資本がなければ生み出すことは出来ません。

その資本は数々の資金提供者(株主、債権者)がだす資金によって成り立っています。

彼らもただでお金を貸してくれるほど世の中甘くはありません。もちろん機会費用を失うわけですから、ある程度のリターン=利子を要求します。

ということは、この利子は、資本を使用するために絶対に事業主が払わなくてはいけないコストだと言えます。

なのでリスクファクターは資本コストと呼ばれるわけです。

また、事業主は、自分達が儲けるためには、その利子以上に儲けなければいけません。

つまり、資本コストは、会社がぎりぎりやっていくために必要最低限生みださなければならないリターンであると言えます。

そのため、リスクファクターは資本コストとよばれると同時に、ハードルレートとも呼ばれます。

リスクファクター=資本コスト=ハードルレート

なかなかばらばらに覚えがちですが、意味を考えるとすーっと頭の中に入っていくと思います。

それではここから、株主資本コストです。

その名の通り、株主のために最低限あげなければならないリターンです。

ですが、借金や債券と違い、株式には利子返済義務はありません。なので、株式には実際に”いくら”と測れるコストというものは存在しないのです。

ですから昔からこの株主に対する資本コストはどう考えればいいのか、多くの研究がなされてきました。

長い研究の末導き出された一つの答えが、CAPMモデルといわれるものです。

CAPMモデルの詳しい導出などはここではしません。 めちゃくちゃ長い+難解+別に知る必要がない からです。  実務でもCAPMの結論しか使いません。

株主資本コストは、業界ではみな以下の式を用います。

re = rf + β(rm – rf)

re: 株主資本コスト
rf: リスクフリーレート
rm: マーケットリターン
β: ベータ

簡単に意味をいいますと、株主資本コストは、リスクフリーレート(国債など、ほぼ無リスクと考えられるもののリターン)と、株式市場に期待するプレミアムにベータをかけたものの和となります。

リスクフリーレートの部分が、資金を提供する時間にかかわるリターン
その後の部分が、会社の株を買うというリスクに対し期待するリターン

です。

つまりですね、株主さんはですね、以下のように考えるとモデル化されてるのです。

リスクをとらず国債に預けてるだけでも多少のリターンがもらえる(リスクフリーレート)。株を買うんだから最低それ以上のリターンは頂かなくっちゃ。会社のリスクに比例した分のリターンをもらわないとな。

こういうことなんですね。 最後の、リスクに比例という部分がこのCAPMモデルが前提としているとても大きな仮定なのです。

長くなるので、続きは次回に致します。

まだ皆さんもやもやなさっていると思いますが、次でわかった!と思ってもらえるよう頑張りますので楽しみにしていてください。

次回はもう少しこのCAPMの意味と、最重要キーワードでありますβについて語っていきます。

かなり内容が実践的になってくるので、楽しみにしていてください。

ではでは。

///////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////
外資系投資銀行マンがお教えします、Excelビジネスシミュレーション、財務モデリング無料動画講座はこちらから。有料動画講座はこちら。Excelを業務でつかうビジネスマンだけでなく、現役の経営者の方や、財務・会計・経営に携わるビジネスマン、財務・会計・経営に興味のある就職活動生、外資系投資銀行に興味のある就職活動生、簿記をとりはしたがいまいち自分のものになっていない方々など、幅広い方にお勧めします!
///////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////


SNSのボタンと合わせて、押して頂けると、日々の励みとなります!

人気ブログランキングへ